一般社団法人東京都老人保健施設協会の平川でございます。日頃は当協会の事業・活動へのご支援、ご協力をいただき厚く御礼申し上げます。
さて、当協会では東京都の補助金を受け「東京都老健ショートステイ機能活用促進事業」をすすめて参りました。
本事業の一環として、立ち上げられたのがこのホームページです。
2017年の介護保険法改正により介護老人保健施設(老健)は従来の「在宅復帰」に加えて「在宅支援」機能が明確化されました。
しかしながら老健の持つ「デイケア」「医療的ショートステイ」「訪問リハビリテーション」などの「在宅支援」機能については必ずしも専門職の皆様や都民の皆様に正しく理解されているとは言えません。
それどころか、一部には「3ヵ月で退所させられる」「認知症があると入所できない」「医療が必要だと断られる」などといった風評が都市伝説の様に言い伝えられています。
住み慣れた町で、親しい方々との暮らしを一日でも長く続けられることを支援するのが私たち老健施設です。
そのために私たちは他の施設サービスにない様々な機能や得意技を持っています。
ホームページでは、そういった老健のスペシャルな機能を正確かつ迅速にお伝えし、ご理解いただくことに主眼をおいています。
ICT社会では誰もが必要な情報を簡単に手に入れることができるようになりました。介護に関しても見栄えの良いホームページやサイトがたくさん存在しています。
しかし、そこで提供されている情報の信憑性については十分に担保されているとは言い難い状況です。
冒頭に述べた通り、本ホームページは東京都からの補助金で運用されています。そういった意味では半ば公的なホームページと言えます。
ホームページ掲載内容については当協会が責任を持って管理していますのでどうぞ安心してご活用ください。
地域生活をおくられているご高齢者の皆様、その方々を支えられているご家族の皆さまを支援する、在宅支援の力強いパートナーとして「老健」をお気軽に、そして上手に活用してください。
一般社団法人東京都老人保健施設協会 会長 平川 博之